独男本舗

独身男の日々をまったりと綴ります

丸5年が経過した、私なりの禁煙方法

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今から5年前 の 2014年4月26日(土)に始めた私の 禁煙 は、先々月の末で 丸5年 が経過し 6年目 に入りました。

私が禁煙直前まで吸っていた タバコわかばタール19mgニコチン1.4mg というとんでもない含有量を誇る、いわゆる 旧3級品の紙巻たばこ の1つ。

禁煙直前の価格は確か 250円/箱 (一般的なタバコは400円台)だったと記憶してますが、その250円を1日2箱、多い日で3箱。

わかばに乗り換えたのは確か 2010年10月(←調べました)の 大幅値上げ(増税 以降だったので、禁煙までの約3年半 タール19mgニコチン1.4mgを吸い続けたことになります。

元々はマイルドセブンだったので、乗り換えた当初はその ニコチン・タール含有量 の多さから、1日10本くらいしか吸えなかったのですが、慣れとは怖いもので、ものの1ヶ月もしない内に上記の通り2~3箱/日になっていました。

と、そんな感じで 喫煙ライフを満喫 していたのですが、2013年の7月 に変化が起きます。

その変化とは 


「右肺尖気性陰影が認められます」

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当時の健康診断結果

画像では 2014/07/11 になっていますが、この書面より古いモノが手元になかったためで、実際に右肺に異常が認められたのは上記の通り 2013年7月の健康診断から。

ちなみに、当時の 健康診断 は年2回、ですが 胸部レントゲン検査 は年1回。

最初結果を見たとき、マジか…と思ったのですが、数十年間も(半年と1年の計2回禁煙期間あり)タバコ吸ってますし、まぁ仕方がないなと、正直あまり深くは考えませんでした。

そうこうしている間に年は代わり 2014年1月、何事もなくそれまで通り流れに流される生活を続けていたある日、深呼吸すると 右胸に少し違和感 を覚えます。


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この画像はちょっと大げさ

ですが、違和感といっても ん? 的な感じの軽微なモノだったので、気にせずそのまま放置

少し時間が流れて同年3月、今度は深呼吸しなくても、息の吸い終わり吐き終わりキュゥッ と締め付けられるような違和感。

実は私 子供の頃に 小児喘息 を患っていたことがありまして(現在は完治)、発作の起きはじめに(発作が起きてしまうともう筆舌に尽くし難い苦しさ)よく感じた あの キュゥ… という独特の息苦しさを何度も経験しているのですが、3月に感じた 違和感 は、すごく似たモノだったんです。

嫌でも思い出します… 苦しくて夜も眠れなかったあの日々のこと。

でもね、そんな経験をしながらも、過去の2回の失敗がそうさせるのか、禁煙に踏み切れない… ほんと へなちょこ君 。

ですが、あの苦しさはもう二度とごめんなので、2回の失敗から来る諦めと、元来の へなちょこ ぶりを払拭させる方法を模索し始めます…。


すぐに見つかりました(笑)


方法は簡単でした。物凄く大雑把にですが、計算したんです タバコに関する1年間の出費

わかば 1箱250円

・250円/箱 × 2 × 365日 =182,500

あと、常に タバコとワンセット だった 缶コーヒー も止めるとなると(実際止めました)

缶コーヒー 1本120円

・120円/本 × 5 × 365日=219,000

仮に 60歳まで生きると仮定すると

・182,500 + 219,000 × 11年(49歳→60歳) = 4,416,500(401,500/年)


年40万円、11年で 440万円 + 健康


3箱/日も多かったので、少なく見積もってです。

それに、吸っていたのが マイルドセブン のままだったら、上記の ほぼ2倍
更に 2014年以降の値上げ分まで加味すると… コワイ

そんなこともあり


2014年4月26日(土) へなちょこ君 あしなに 禁煙スタート


しかし、言うわ易しするは難し、それはもう 壮絶な禁断症状 に…って感じを覚悟していたのですが、実際は 禁煙外来パッチ等 のお世話にならず、さほど苦しむこともなく 禁煙 に 成功 。ヤッタゼ


成功した要因はなんだったんでしょうか。


自分でもよくわからない


と言うのが 正直 なところ。しかし、これではお話にならないので、禁煙スタートから今日までを振り返って見ましょう。


禁煙をスタートした日(4/26)は、朝から喉が痛くて(多分前日飲酒で吸いすぎた) タバコ を吸う気になれなかったので、なら これを機 にとスタートさせました。

その後2日間ほど喉の痛みが消えず、そのまま禁煙続行。そしてよく言われる「最初の1週間」を迎えるのですが、確かに物凄く吸いたかったです。何度買いに行こうと思ったことか… 禁断症状 ってやつですね。

でも、その度に、吸いたくなる度に 少しだけ 冷水 を飲むと、何故か 禁断症状が和らぐ ことに気がついたんです。

それからは 吸いたい→冷水 吸いたい→冷水 の繰り返し。

で、嘘みたいな流れですが、気がつくと1ヶ月ほどが経過しており、その頃には あれ?そう言えば今日は 吸いたくならないな~ みたい日が増えていき、更に タバコを 吸いたくならない ということ 自体 忘れている ことが多くなっていったんですよね。

それからは一切 禁断症状 に悩まされることもなく、3ヶ月、半年、1年、3年、5年と、極自然な形で時間が経過し、2019年6月現在も禁煙継続中です。( 卒煙 とも言うそうです)


決して誰にでも当てはまるという事例ではないですが、私はこんな感じの方法で禁煙に成功しました。

で、「右肺尖気性陰影が認められます」の方はどうなったのか?と言いますと


こうなりました

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2014年7月11日


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2015年7月17日


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2016年3月31日

禁煙から約2年後、2016年3月31日の健康診断で「所見を認めません 判定A」という検査結果になりました。

現在のところ、肺は自己修復不可能な臓器 そう聞いていたので改善は諦めていたのですが、上記のように 肺の影 が消え、それに伴い 胸のキュッという違和感 も綺麗サッパリ。ナオッタゼ


そんなこんなで、禁煙の結果 をまとめると


・約200万円節約(継続中)
・肺の疾患を治癒


となります。


どうでしょう? 禁煙 チャレンジしてみる価値はあるかも?じゃないでしょうか。


ちなみに、上記の 200万円 という金額は、あくまでも 節約できた というだけであって、手元に 残った ということではありませんので。 あしからず(笑)

ですが、疾患の治癒 以外にも禁煙のお蔭で 手元に残ったもの があるんですが… それはまた別の機会に。


長々とお付き合い ありがとうございました。


それでは またー